アパートを建てて一番よかったのは

「アパートを建てて一番よかったのは、毎月決まった安定収入が得られるということです。おかげさまで、この辺りも住宅が増えて、クリーニング店の方は忙しいのだけれど、クリーニングというのは季節によって収入に波がありますから。長女と次女がお店の方を手伝ってくれますし、これからも頑張らないとね(笑い)」とおっしゃる芳子さんの笑顔が印象的でした。実例の最後に、最初に取材してから13年経て、まだアパート経営をしているSさん、11年経たOさんを再度訪ねてみました。Sさんは。13年前にオーナーだったSさんが亡くなり、長男のHさんがオーナーでした。Oさんは、当初サラリーマンで片手間にアパート経営をしていたのですが、現状は、サラリーマンは退職して。アパート経営を中心の仕事にしていました。いずれも共通していたのは、相談相手の営業に恵まれたことです。特にSさんのときの営業が、今現在まだ長男のHさんの相談相手になっている点です。亡くなったSさんは、自分でも勉強して、かなり自分自身の方針を強引に通したようです。そのときもっかず離れずSさんの行方を見すえて、長男のHさんの代になったとき、まず税金の壁を、専門の会計士さんが切り抜けるアドバイス、そして、以来、管理も含めて相談にのっているのです。Sさんの最後の言葉は印象に残りました。アパートの経営は、片手間に一人でできるものではない1ということです。奥さんのこまやかな入居者とのつき合いも大切です。ファミリータイプのアパートなら小さな子どものこと。病気になれば医者を紹介するなど、よそから引っ越して間もない家族には、案内することがたくさんあります。それはきっと奥さんの仕事になるでしょう。また、学生が入居者の中心ならば、地方から遠く離れてきているのだから、親代わりの暖かい接し方も大切かもしれません。どんな人間が入居しているのか、どんな暮らしをしているのか分からないようでは困ります。よいアパー卜にはよい人が住むといったオーナーがいましたが、まさに明言だと思います。入居者とオーナーは関係がないという人もいますが、送られてきた荷物の預かりなど何らかの交流はあるはず。それを避けて冷たい関係になると、オーナーと入居者の関係はうまくいかなくなります。11年たった青木さんは、自らが管理まで手がけて、近所のアパートに住む入居者の奥さんとは、親しく立ち話をしています。ちょっと水道の出が悪くなったんだけど、水はけが悪くて、停電の後のデジタル表示の処置は1などと、日常生活の間に、いろいろ故障や破損など、困ったことがたくさんでてきます。そんなときには、Oさんに連絡があるというわけです。

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